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1日2リットル水を飲むと妊娠しやすくなる?効果や注意点とは?

「妊活には水飲みが効くって聞くけど本当かな?」「ただの水を1日2リットルも飲めるもの?」という疑問をお持ちのあなたへ。

今回は、1日2リットル水を飲むと妊娠しやすくなると言われている理由や、実践方法、注意点などについて詳しく解説していきます。

5分ほどで読むことができますので、ぜひご一読ください。

水をたくさん飲むことで卵子の質が上がる

水をたくさん飲むと血液の巡りが良くなり、老廃物が排出されやすくなるため、卵子の質が上がります

そもそも、卵子の質が低下してしまう原因の1つは、「体内の老廃物」にあります。老廃物が溜まると、血液の中にある栄養素がうまく運ばれなくなってしまうため、卵巣に栄養が届きづらくなり、卵子の質が低下してしまうのです。

老廃物は通常、血液に運ばれて最終的には尿や汗として体の外に排出されます。この排出作業を円滑に行うために必要なのが「水」です。なぜかというと、血液の約80%は水分だから。

十分に水分を摂取できていないと、血液中の水分が足りなくなり、血液が濃縮されることで、血流が悪くなってしまいます。

たとえば、たくさんの水が流れている川で笹舟を流すと、スーっと遠くまでスムーズに流れていきます。でも、雨が降らない日が続き、ちょろちょろとしか水が流れていない川で笹舟を流すと、川の底にある石やゴミにぶつかったりして、なかなか上手く流れていきませんよね。

このように、血流を「川の流れ」、栄養を「笹舟」、老廃物を「石やゴミ」と考えてみると、わかりやすいのではないでしょうか。

だからこそ、卵巣にしっかり栄養を行き渡らせるためには、水をたっぷり飲み、体内の老廃物をスムーズに排出することが大切なのです。

卵子の質が上がることで妊娠しやすくなる

女性は生まれた時に100~200万個の卵子を持っていますが、男性の精子と違って、卵子はその後新しく作られることは決してありません。

卵子の数は、初潮を迎えるぐらいの年齢には約30万個、20代前後で約10~30万個、30代後半で約2万5千個以下、その後の十数年で1000個以下と、年齢を重ねるごとにどんどん減っていってしまうのです。

しかし、卵子の数が少なかったとしても、質の良い卵子と精子が出会うことができれば、妊娠の可能性は上がります。

つまり、減っていく卵子の数を止めることはできないけれども、卵子の質を上げることで妊娠の可能性を高めることは、今からでもできるのです。

水分なら何でも良いわけではない!「1日2リットルの水」を飲むのがオススメ

「カフェでコーヒー飲んだり、ご飯の時にお茶飲んだりしているし、水分は足りていると思うんだけど・・・」という、そこのあなた。

実は、水分なら何でも良いというわけではありません。

老廃物を排出させて、卵子の質を上げるためには、「余計なものが混ざっていない水」を「1日2リットル」飲むことがオススメです。

その理由について、それぞれ詳しく解説していきましょう。

余計なものが混ざっていない「水」がオススメな理由

水分補給には、余計なものが混ざっていない「水」がおすすめです。

なぜかというと、コーヒーやお茶、清涼飲料水などには、さまざまな成分が溶け込んでいるため、消化吸収に時間がかかり、胃腸へ負担がかかる一方、水はミネラルがわずかに含まれているだけなので、消化吸収に負担がかかりにくいからです。

また、お茶やコーヒーには、カフェインが多く含まれています。

カフェインには、老廃物を排出する利尿作用がありますが、たくさん摂取してしまうと、必要な水分まで体外に排出されてしまうため、オススメできません。

特に、妊娠初期にカフェインを摂取することは、流産リスクを高める原因や、胎児の発育への悪影響、早産を引き起こしてしまう可能性にもつながるため、妊活中はなおさら避けた方が良いでしょう。

水分補給を目的とするのであれば、カラダへの負担がなく、水分吸収を妨げない「水」が一番適していると言えるのです。

水を飲む量は1日2リットルを目安にする

栄養素と違って、水分は1日にどのくらい摂取したら良いのか、明確な基準がありませんが、1日2リットルを目安に水を飲むようにしましょう。

成人が1日に排出する水分の量が、約2.5リットルと言われていますので、食事からも摂取している分を差し引いたとして、2リットル前後を目安にするのが良いというわけです。

妊娠 1日2リットル水を飲む

1日に2リットルの水を飲むのは意外と大変。飲み方のコツは?

「1日2リットル飲めばいいことはわかった。でも、そんなにたくさん飲むのって大変じゃないの?」という疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

実際、意識していないと「あれ?そういえばご飯の時に水を飲んだきり、全然飲んでないかも」ということもありがちなので、1日2リットルの水を飲むにはちょっとしたコツが必要です。

筆者が実践しているのは、よく使うコップの容量を計っておき、2リットルがコップ何杯分に相当するのかを確認してから、飲んだ杯数を正の字でメモしていくという方法です。

非常にアナログなやり方ですが、簡単でわかりやすいので、ぜひ試してみてください。

水を飲む際の注意点

水を飲む際の注意点は「のどが渇く前にこまめに飲むこと」と「一度に大量の水を飲まないこと」の2点です。

なぜ、のどが渇く前にこまめに飲まなくてはいけないのかと言うと、のどの渇きを自覚した時点で、すでに体の水分量が不足してしまっている状態だからです。

ただし、こまめに飲むことを忘れていたからといって、一度に大量の水を飲むことは絶対にやめましょう

なぜなら、一度に大量の水を飲むと、体内の塩分濃度が一気に下がり「水中毒」になってしまう恐れがあるからです。水中毒の症状としては、軽い疲労感、嘔吐、頭痛、精神異常、性格変化、痙攣、こん睡、呼吸困難などがあり、最悪の場合、生死にかかわることがあります。

くれぐれも一度に大量の水は飲まず、こまめに飲むように注意しましょうね。

「1日2リットル水を飲むと妊娠しやすくなる?効果や注意点」まとめ

1日2リットル水を飲むと妊娠しやすくなるという理由や、実践方法、注意点についてご紹介しました。

最初はなかなかこまめに水を飲むことに慣れないかもしれませんが「もしかして今、水分が足りていないかも?」と自分で意識できるようになるだけでも大きな進歩です。

ぜひ、これを機に水を飲む習慣を身につけて、妊娠しやすいカラダを目指していきましょう。