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妊活中は太りすぎも痩せすぎもNG!その理由と妊娠しやすい体型を目指す方法

妊活を頑張っているのになかなか妊娠しないという場合、もしかしたらあなたの体型が原因になっているかもしれません。

実は、妊娠するためには太りすぎも痩せすぎもNG。

「自分は普通の体型だから大丈夫」と思っている人でも、調べてみたら実は標準体型から外れてしまっていたなんてこともあるので油断は禁物です。

そこで今回は、太りすぎや痩せすぎが妊活に向かない理由と、妊娠しやすい体を目指すための方法についてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊娠するためには太りすぎも痩せすぎもNG!

「太りすぎも痩せすぎも良くないということはなんとなくわかるけど、具体的に何がダメなのかはよくわからない」という方は多いのではないでしょうか。

まずは、太りすぎや痩せすぎがなぜ妊娠に向かないのかについて、それぞれ詳しく解説していきます。

妊活中の太りすぎがNGな理由

多少ふっくらしているぐらいの体型の方が「安産型」と言われ、妊娠しやすいとされます。

しかし、過度な太りすぎは、糖代謝異常や脂質代謝異常をきたすことで無排卵になりやすかったり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になりやすく、妊娠しづらいと言われています。

多嚢胞症候群(PCOS)の人は月経不順、無月経、不正出血、多毛、ニキビなどの症状も伴いやすいと言われています。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性全体の6%~8%ほどに見られる症状で、多嚢胞性症候群(PCOS)の人の卵巣を超音波検査で調べると、真珠のネックレスのようにいくつも連なった卵胞が確認できます。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になると、どの卵胞も排卵できる大きさまで育たずにいくつも溜まってしまうため、不妊の原因になります。

また、太りすぎの人は流産のリスクが高まることもわかっているため、妊活中から標準体型を目指すのがベストと言えるでしょう。

妊活中の痩せすぎがNGな理由

雑誌やメディアなどの影響から、人気モデルのようにほっそりした体型に憧れる女性は多いため、現代の若い女性は3人に1人が痩せすぎ体型だと言われています。

しかし、痩せ型の女性の多くは1日に必要な栄養やエネルギーが足りていません。体が栄養不足やエネルギー不足になると、脳が勝手に生命を維持するのに必要な臓器の方を優先的に動かそうとします。

そのため、生命維持という観点では優先度が低い卵巣機能が停止され、月経不順、無月経、無排卵になってしまうことがあるのです。

また、痩せすぎている人は、標準体型の人と比べて、子宮内膜症の発症リスクが高いことや、貧血になりやすいこと、妊娠に至るまでの期間が約4倍かかってしまうということもわかっています。

妊活においては、痩せすぎによる弊害がとても多いと言えるでしょう。

妊娠に適した体重と体脂肪率は?

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自分に適した体重を調べるには、BMI(脂肪指数)を目安にするのがオススメ。

体重(kg)×(身長(m)×身長(m))

という計算式で算出された数字がBMIです。

日本肥満学会の基準では、BMIが18.5以上25未満は標準、18.5未満は痩せすぎ、25以上は肥満とされていますので、BMIが19以上24未満になるよう目標を設定すると良いでしょう。

また、妊活中の理想的な体脂肪率は22%と言われています。

体脂肪率17%を下回ると半数以上の女性が無排卵になってしまうため、体脂肪を落としすぎないように注意が必要です。

妊娠しやすい体を目指す方法

なぜ妊活中は太りすぎも痩せすぎも良くないのかということがわかったところで、次は妊娠しやすい体を目指すためにはどうしたらいいのかをご紹介していきます。

妊娠しやすい体になるためには適度な運動や筋トレが効果的

太りすぎている場合は適度な運動をすることによって脂肪を燃焼させ、体重を減らしていきましょう。

運動が苦手な人は、気合を入れていきなりハードなトレーニングを始めてしまうと挫折してしまいやすいので、無理のない範囲で取り組んでみましょう。

お風呂上がりで体が温まっているうちにストレッチをしたり、休みの日にお散歩がてらウォーキングをしてみたり、エレベーターを使わずに階段を上り下りするだけでも、コツコツ続けることで効果が現れてきます。

また、痩せすぎている場合は軽い筋トレを習慣づけ、体脂肪よりも重い筋肉をメインで増やしていくのがオススメ。

特に、下半身の筋肉量が多い人は卵巣機能が高いということがわかっているため、太ももあたりを鍛えるスクワットなどを取り入れてみると良いでしょう。

スクワットなら、歯磨きの最中や、ドライヤーで髪の毛を乾かしている最中でもカンタンに取り組むことができます。

太りすぎでも過度な食事制限はNG。大切なのは食べ方を工夫すること

太りすぎている場合は食事制限をすることで1日に摂取するカロリーの量を抑えればある程度体重を減らしていくことができます。

でも、それでは妊娠するために必要な栄養素まで足りなくなってしまう恐れがあるので、1日3食、栄養バランスの良い食事をとることを心がけましょう。

白米やパンなどの炭水化物は糖質が多いため、玄米や雑穀米、全粒粉のパンなどに置き換えるのがオススメです。また、同じ鶏肉だとしても、モモ肉より胸肉やささみの方が低カロリーですし、同じ材料だとしても、炒めるより茹でたり蒸したりする調理方法の方がヘルシーだったりします。

このように食材の選び方や調理方法を工夫することでもだいぶカロリーを抑えることができるのです。

あまり自炊をせず、外食で済ませることが多いという場合でも、揚げ物より炒め物。炒め物より茹でたり蒸したりした物を選ぶようにしましょう。

コンビニ弁当やインスタント食品は添加物が多いので、なるべく避けるのがベストです。

痩せすぎの場合、栄養バランスの取れた食事&たんぱく質を意識的に

痩せすぎている場合は全体的に栄養不足になっている可能性が高いので、1日3食栄養バランスの取れた食事をしっかりとりましょう。

たとえば朝は食欲がないからコーヒーだけ。昼はカフェでサンドイッチ。夜はパスタとサラダというような食生活だと、圧倒的にたんぱく質が不足してしまいます。

たんぱく質は、肉、魚、大豆製品、卵などに多く含まれている栄養素で、血液の成分やホルモン、遺伝子、卵子や精子の材料となるため妊活にとって非常に大切です。

1日に必要なたんぱく質の量は体重1kgあたり1.0~1.5gと言われているため、体重が50kgの場合は1日に約50g~70g必要ということになります。

朝、あまり食欲がわかないという人は、納豆に卵をかけて食べるのがオススメです。

それも難しいという場合はドリンクタイプのプロテインなどを併用すると良いでしょう。

「妊活中は太りすぎも痩せすぎもNG!その理由と対策」まとめ

今回は、太りすぎや痩せすぎが妊活に向かない理由と、妊娠しやすい体を目指すための方法についてご紹介しました。

どちらの場合も、気にしすぎてストレスになってしまっては本末転倒ですので、自分のペースに合わせて取り入れていって下さいね。